アジサイを「紫陽花」と書く理由

夏のはじまりに群生する美しい花といえばアジサイです。アジサイのことを漢字にすると「紫陽花」となりますが、この漢字を最初にあてたのは平安時代中期の官人である源順(みなもとのしたごう)です。
源順は自身の著書である「倭名類聚抄」の中で、アジサイを紫陽花としており、以来アジサイにはこの漢字があてられるようになりました。
アジサイの漢字に紫陽花をあてたのは、もともとは唐の詩人・白楽天の誌からきたものです。
白楽天が招賢寺という寺を訪れたとき、そこに大変美しい花が咲いた木があり、「招賢寺に山花一樹あり、人その名を知る者なし、色は紫色に、花は香気を宿し、芳麗にして、まことに愛すべし、よりて紫陽花と名づく」という詩を作ったことからきています。

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